時々、夜中に絵を描きます。
人形の下絵だったり(人形作る前には大抵完成イメージを描きます)、全く関係のないイラストだったり写真見て描いたりと様々ですが、何か時々無性に描きたくなることがあるんです。ま、絵に限らず文章でもそうなんだけど、決まって夜中。
人形みたいに図面が出来上がってて、作業の過程としてすすめるのはいつでも平気なんだけど(でも夜中の方がはかどるけど)、自分の中からふつふつ湧いてくるのは夜中です。
結局、何かを創り出すこと生み出すことでしかアイデンティティを保てないんだろうな、私は。昨日も夜中に、何の宛もなく絵を描きながら、ふとそう思いました。
しかも絵も文章も、“途中”のままの中途半端な状態で、部屋のあちこちに転がっているというのに、また次を描き始めたり書き始めたり…。
そんな断片が、いつかなにかの形になったりするのはプロだけで、大抵の人はただ自分の軌跡が残るだけ。だけどなってもならなくても、そんなことはどうでもよくて、吐き出すと気が済むし、ちょっとだけ楽になる。だから楽しい。
秋の夜長に、夜更かししてまた断片を増やすんだろうな、私。
…ところで日曜、また雨なのね?紅布行くんだけど(笑)